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心エコーで描出された大動脈弁逆流

 心電図検査

 当院院長は、神戸労災病院内科勤務時代に心電図および体表面電位図を専攻していました。中央市民病院時代は消化器内科医であったため、循環器内科に所属するにあたって、心電図を勉強しなおさなければならなかったからです。心電図診断は非常に難しい分野ですので、日々研鑽を積んでおります。

 高血圧症や糖尿病の方の心電図をフォローしていますと、心房細動などの危険な心電図に変化することがあります。このため、無症状であっても心電図をチェックすることは非常に重要です。また心筋梗塞の場合は最も速く診断できる方法でもあります。

 不整脈や狭心症の診断については、24時間心電図を記録できるホルター心電図検査が重要です。心電図のパッチを胸に数カ所張り、小型の機械を体に装着して帰っていただきます。入浴や激しい運動はできません。あくる日に心電計を外します。院内で結果を読みますので、検査結果は翌日以降にご説明が可能です。

 心電図のデータはフクダ電子社製データベースに保存されており、プリントされた心電図で診断した後、電子カルテに添付します。この段階で心電図の紙データは不要になりますので、ご希望の方にはお持ち帰りいただいております。

 心房細動について詳細は、こちらのリンクで解説します。

 狭心症についての詳細は、こちらのリンクで解説します。

 高血圧症について詳細は、こちらのリンクで解説します。

 糖尿病について詳細は、こちらのリンクで解説します。

 高脂血症について詳細は、こちらのリンクで解説します。

 心臓超音波検査(心エコー)

 心エコーは心臓の内部をチェックできる最も簡便なツールです。心臓の形態だけでなく、心臓内部の血流の観察が可能です。当院の装置はPACSと呼ばれる画像データベースと接続されており、静止画のみではなくカラーの動画も保存できます。検査の後は、診察室で動画をご覧いただきますので、自分の内部で起こっていることを理解していただくことができます。大動脈弁や僧帽弁といった心臓の弁から血流の逆流を簡単に調べることができる検査です。

 このページのトップ画像は、この記事を書く前に来られた患者さんの検査結果で、PACSの画面に表示された動画をiPhoneで撮影したものです。大動脈弁逆流が軽度ですが、認められました。

 頚動脈エコー

 頚動脈エコーでは、総頚動脈および、内頚動脈と外頚動脈の分岐部付近までを見ることができます。動脈硬化が進んでくると、内膜肥厚や内部に突出したプラークが形成されています。ひどい場合は頚動脈狭窄が生じます。頚動脈エコーでは、この状態を簡便に観察することができ、フォローアップも容易です。場合によってはMR検査を百年記念病院で受けていただき、総合的に評価します。MRでは脳内の血管まで調べることができますが、欠点は解像度が低いことです。エコーでは1mm程度の病変でも描出することが可能です。

 頚動脈エコー検査の画像や所見については、こちらのページに記載しております。

 脈波検査(血管年齢)

 動脈硬化の評価は、脈波検査でも行います。これは血管を伝わる脈波の速度を測定して、血管の硬さを推定する検査です。同時に下肢動脈の狭窄や閉塞を診断することができます。検査は心電図をとるのとほとんどかわらない負担で実施できます。