内科|福井クリニック
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消化器内科
中央市民病院消化器内科時代から上部内視鏡検査(胃カメラ)を多数こなしてきました。30年間蓄積した技術と知識は「医者力」だと思っています。特に胃カメラは患者さんができるだけ楽なように胃カメラを操作しています。当院では咽頭麻酔だけで口腔内から検査を行いますので、終わればすぐ歩いて帰っていただけます。また、経鼻内視鏡で4,5%起こる鼻出血や全身麻酔による副作用・合併症の心配がありません。また装置も開業医向けのものではなく、プロ用の高解像度の装置を使っています。胃炎診断は内視鏡所見でしますから、安い装置ではだめなのです。
最近はABC検診で事前に血液検査による判定をすることで、胃がんになる確率や胃炎の進行状態、ピロリ菌の有無を調べることができます。ピロリ菌は胃潰瘍や胃がんの原因です。内視鏡検査で慢性胃炎の所見があり、ピロリ菌陽性であれば保険診療で高率に除菌することが可能です。除菌療法は1週間の服薬治療です。
また、今まで数え切れないほどの件数をこなしてきた腹部エコーでは、肝炎、脂肪肝、胆石症、膵炎、腎結石症など様々な病気の診断が可能です。短時間で腹部の情報を集めることができます。負担の少ない検査ですのでメリットは大きいです。
消化器内科の診療について詳しいことは、こちらのリンクをご覧ください。
循環器内科
神戸労災病院時代、心電図と体表面電位図の検査を3年間やっておりました。心電図検査はシンプルな検査ですが、非常に役に立ちます。実は心電図を読むのは結構難しいことで、循環器以外の医者では読めない人の方が多いです。今の心電計はコンピュータ診断が示されるのですが、結構間違ってます。ですから、不整脈や狭心症などは必ず循環器の医者が診る必要があります。不整脈診断にはホルター心電図も重要です。24時間データをとって判定します。また治療についても不整脈の治療は専門的知識と経験が必要で、安易に他科の医師がするものではありません。
例えば最近は脳梗塞の原因となる心房細動という不整脈を多数みるようになりました。リスクの高い方は抗凝固療法という血栓を予防する薬を服用しなければ、高率に脳梗塞を起こしてしまいます。この不整脈を指摘されたら、通院を継続して未然に脳塞栓を防ぐことが重要です。
また、心エコー検査では心臓の中の血流を観察できます。この検査は開業以来20年以上行ってきました。最近は検査機器の進歩が進み、無症状でも大動脈弁や僧帽弁、三尖弁の逆流が多くの方に検出されます。また画像データの管理はPACSにしておりますので、実際のムービーをコンピュータ画面で見ながら診察室でご説明します。
血液検査もあわせれば、心不全の診断が容易になったので、治療を早期に始めることができます。こうして未然に大きな病気が出る前に治療して、大事な人生を守っていくというのが、まさに医者力だと思います。
循環器内科の診療について詳しいことは、こちらのリンクをご覧ください。
内科全般
風邪、急性胃腸炎、膀胱炎、肺炎、花粉症、めまい、貧血、夏バテ、熱中症、インフルエンザ、こむら返りなど通常領域を診療しています。一般的な症状であっても、大きな病気が潜んでいることがあります。単なる風邪のようであっても、胸部レントゲン写真で肺炎の診断がついたり、貧血だと思っていたら不整脈だったりするのです。症状の原因を深く洞察して、的確に診断し、その人と症状に合った処方で医者力を発揮致します。
2019年冬からパンデミックが始まったCovid-19(新型コロナウィルス 感染症)の流行から、さらに診療体制、感染防止対策などをしっかりと固めて参りました。安心して受診できる診療所として皆さまの健康を守ってゆきます。
熱中症や胃腸炎など夏場の病気については、こちらのリンクで解説しております。
食中毒やアレルギー性鼻炎、喘息など秋期の病気については、こちらのリンクで解説しております。
ノロウィルスなどの胃腸炎、風邪など冬期の病気についてはこちらのリンクへどうぞ。
インフルエンザについては、こちらのリンクで解説しております。
新型コロナウィルス 感染症(COVID-19) については、こちらのページで解説しております。
また甲状腺疾患、慢性肺疾患などにも対応できます。当院では甲状腺エコー、肺機能検査、酸素分圧測定、在宅酸素療法などを実施しています。最近増加傾向のアルツハイマー病や脳梗塞後遺症など脳神経疾患も西神戸医療センター神経内科と連携して診療しております。往診、在宅診療にも対応できますので、ご相談ください。
甲状腺疾患については、こちらのリンクで解説しております。
脳神経疾患については、こちらのリンクを御覧ください。またアルツハイマー病の前段階で早期発見するための血液検査、MCIスクリーニングについては こちらのリンクを御覧ください。