COVID-19(新型コロナウィルス感染症 )|内科|福井クリニック
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covid-19屋外診察室

 COVID-19対応院外診察室(ベランダ)

 COVID-19(新型コロナウィルス 感染症)は、現時点では治療法が確立しておらず、また有効で安全なワクチンも普及しておりません。(2020年10月5日時点)

 このため、 治療法もワクチンもあるインフルエンザとは異なり、重症化したり死亡したりするリスクが常にあります。決して軽く見ることができない感染症です。さらに厄介なことに無症状の感染者が一定の割合で存在し、しかも接触や会話などを通じて簡単に他者を感染させることです。密接、密閉、密集の三密状態では、容易にクラスター(感染者集団)が形成され、どんどん感染が拡がってしまいます。

 病院や診療所、介護施設でも多数のクラスターが発生し、地域医療の崩壊に繋がりました。今までの経験や知見から院内感染の予防対策のポイントはかなり見えています。それでも従来の感染対策を超えて決してコロナウィルス が院内にはびこらないように注意する必要があります。

 当院では現在まで、発熱・気道症状のある患者さんには院内ではなく屋外で待機していただき、簡単な診察を行って治療してきました。現在ではコロナウィルス の診断が唾液PCRでも可能となり、インフルエンザ流行を控えて、発熱患者さんの鑑別診断をきちんと行う必要性があります。

 インフルチェックと新型コロナウィルス 抗原検査では、原則的には鼻咽頭に綿棒を挿入して検体を採取する必要があります。(現在では、患者さんに鼻腔から検体を自分で採取していただく方法も認められます。)この操作は院内にコロナウィルス を撒き散らす可能性があるため、基本的には屋外で行うことが安全であると考えられます。 現在当院では、ベランダにて熱発患者さんの待機、診察、検体採取を行っています。医師が屋外で摂取した検体は室内に設けた感染症検査室にてナースが受け取り、検査を実施します。このシステムで、インフルエンザとコロナウィルス 抗原検査を自院で実施することが可能になりました。ここまでの検査では、15分後には結果が出ます。さらに必要があれば唾液PCR検査と組み合わせて、正確な診断を下すことができます。この場合、結果が判明するのは後日です。

 当院はコロナ診療について長期間シュミレーションを行ってきましたが、現在は実際に安全に運用できています。また患者、医療従事者共に院内サージカルマスク着用義務を徹底し、患者入室前後のアルコール消毒および洗剤による清拭も徹底されており、パーティションの設置と合わせて、院内をクリーンに保てる体制になったと考えています。

 COVID-19(新型コロナウィルス 感染症)の確定後

 新型コロナウィルス の診断が確定した場合、保健所から患者さんに連絡が入るようになっています。PCRの検査結果は、早ければ翌日、遅くとも3日以内にははっきりします。検査を受けられた方は自宅待機し、他の人と接触を避けて自己隔離していただきます。検査の結果が陰性であっても14日間はできる限り接触を避けてください。