眼科疾患|眼科|福井クリニック
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眼科検査機器

 白内障

  白内障は加齢に伴い角膜の奥にあるレンズが白濁してしまい、最終的には失明に至る病気です。白内障の進行を遅らせる方法があるのをご存知でしょうか?

  レンズはタンパク質でできていますが、紫外線暴露や糖尿病などの原因から、活性酸素の働きで変性します。ですから、重要なのは変性を防ぐことです。まず、紫外線をできるだけ浴びないようにすること、それから糖尿病の予防とコントロールです。また、活性酸素の働きを抑える点眼薬を使用します。変性が進んだレンズを治すことはできません。ですから、できるだけ早い時期に点眼治療を始めることが肝要です。かかりつけの眼科医として当院はお役に立てます。進行してしまった白内障を放置すると緑内障の原因にもなりますので、そういう場合はレンズを除去して、人工的な眼内レンズを入れる手術を行います。当院は白内障などの手術療法は行っていません。手術が必要な方には連携する病院をご紹介いたします。

 ドライアイ

 最近は様々な職場でパソコン業務が当たり前になっているので、長時間まばたきをしないで画面をみることで、角膜の障害が起こります。ドライアイは放置するとひどくなってしまいます。今は非常に有効な点眼液がありますので、早めにご来院ください。

 スマホ老眼

 老眼は目の調節機能が衰え、近くのものが見えにくくなる症状です。加齢による水晶体の硬化も関係します。最近は若者でもスマホの使いすぎによって、目の調節機能が衰え老眼の症状を出す人が増えています。スマホの使いすぎには注意しなければいけませんが、2018年7月にスマホ老眼対応のコンタクトレンズが発売されました。シード1dayPureうるおいプラスFLEXです。コンタクトレンズが初めての方にも使いやすいレンズです。インターネット販売は禁止されておりますが、当院で処方しておりますのので気軽にお電話ください。診察には1時間ほどかかりますので、早めの時間にご来院くださいます様お願いいたします。

 めばちこ(麦粒腫)

 めばちこは瞼の内側の汗腺、脂腺に黄色ブドウ球菌などの感染が加わって生じます。まぶたがコロコロしたり、腫れてきたりします。当院ではめばちこの処置を行っております。早い時期ならば、点眼だけで解決しますが、膿がたまると穿刺排膿の処置が必要です。

 糖尿病性網膜症

 内科や糖尿病専門の内科で、糖尿病の治療を受けている方が多いと思います。しかし、定期的な眼底検査を受けているでしょうか? 糖尿病の合併症で失明の原因になる糖尿病性網膜症は、眼底検査で経過をみることが重要です。糖尿病のコントロールが何より大事ですが、眼底出血が生じても最初は自覚症状がありません。ですから定期的な眼科検査は重要なのです。

 当院は内科・眼科診療所ですから、糖尿病の管理中に定期的に眼底検査を受けていただけます。また、特定健診でも眼底検査を別の診療所にかかる必要がなく、一度の来院で済んでしまいます。