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喫煙習慣(ニコチン依存症)は死亡率の高い病気です。自力で止めるのは困難ですが、カウンセリングを受けながら飲み薬やパッチで治療を受ければ、楽に禁煙できます。ニコチンパッチは約40%の成功率、内服薬であるニコチン受容体部分作動薬チャンピックス(バレニクリン)による治療では65%の成功率。当院はジェイアール健康保険組合の禁煙サポート医療機関です。 タバコ産業と戦うことはすべての医療人の使命です! |
| 院長は1994年11月2日までスモーカーでした。苦労して禁煙を達成した経験者です。 | |
| タバコは合成麻薬。ニコチン依存を高めるアセトアルデヒドが添加されています。 | |
| 「止めたいけれど、止めたくない」という矛盾する感情は、依存症の症状です。 | |
| チャンピックス服用でタバコを吸いながら治療開始、65%以上の成功率。 | |
| しわしわ、歯抜け、真っ黒顔の廃人になる前に禁煙しよう。 | |
| 禁煙すればプラス思考になり、人生を明るく変えることができます。 | |
| 一日あたりの治療にかかる費用はタバコ代程度です。(保険診療) |
自費コース(ニコチンパッチ)
未成年の方や保険診療の禁煙治療に失敗して再挑戦する方などの診療コースです。治療費は総額5万円〜8万円が一般的ですが、当院では総額4万2千円を初診時一括でお支払いいただきます。(ニコチンパッチの薬剤費も含まれています。)受診は初診と再診を合わせ、計5回までです。
禁煙外来と投薬 目的 30mg×4週分 喫煙からの離脱 20mg×2週分 ニコチン中毒の軽減 10mg×2週分 ニコチンからの離脱 自費コース(チャンピックス)
α4β2ニコチン受容体部分作動薬チャンピックス(バレニクリン)を使用する自費の禁煙コースです。最初たばこを吸いながら治療を開始しますので、気軽に禁煙がスタートできます。初診では診察、指導と2週間分の投薬を含め、15,750円です。再診は2週間毎合計5回ですが、一回2週間分の処方で12,600円(一日あたり900円)です。保険診療の制限がないため、場合によって延長することが可能です。例えば、海外旅行の前に始めれば、タバコ規制の厳しい国でも吸わずにいられます。気楽に禁煙にトライしてください。
保険適応コース(ニコチンパッチおよびチャンピックス)
保険適応には様々な条件がありますが、最初の問診票にて判断させていただきます。3ヶ月間5回の受診が必要で、禁煙指導の標準手順書どおりに進めなければなりません。薬剤の費用はニコチンパッチの場合、3割の方で約六千5百円です。(検査や他の疾患の管理によって費用総額は変わります。)一方チャンピックス錠による治療における薬剤だけの患者負担額(3割負担の場合)は、12週分Totalで約1万2千円となります。
ニコチンパッチは皮膚からニコチンを吸収させて離脱症状を和らげるものです。治療開始と同時に禁煙します。チャンピックスはニコチンの代わりにニコチン受容体にくっつく服用薬です。離脱症状の緩和に加えてニコチン様の気分高揚作用がありますので、成功率はニコチンパッチの1.5倍です。不整脈や皮膚障害のために、ニコチンパッチが使えない場合はチャンピックスが第一選択になります。精神科、神経科疾患のある方は、治療の際に考慮するべきことがありますので、必ず最初にお伝えください。
保険診療上の患者様の条件;1)ただちに禁煙しようと考えていること。2)ニコチン依存症のスクリーニングテストで5点以上である事。3)一日の喫煙本数×喫煙年数が200以上であること。4)禁煙治療を受ける事を文書により同意していること。 初診時に保険適応外と判定される場合は、自費コースになりますのであらかじめご了承ください。また禁煙に失敗した方は、最初の受診の日から丸一年が過ぎますと保険適応可能になります。禁煙はあきらめないことが重要です。
ご注意;保険診療で禁煙外来を行う医療機関は厚生労働省の公示する施設基準を満たす必要がありますので、どの医療機関でも保険がきくわけではありません。
※処方箋を発行しますので 薬剤は、処方薬局にてお求めください。
受診回数 ニコチン依存症管理料 初回 230点 2回目 184点 3回目 184点 4回目 184点 最終回 180点
たばこの煙には中毒や依存症を引き起こすニコチンのみならず、依存性を高めるためにアセトアルデヒドが添加されています。何度か吸ううちにニコチンが脳の中で神経伝達物質コリンの代わりに働くようになり、快楽物質ドパミンが大量に放出されます。この作用で気分が落ち着いたり頭が冴えたりしますが、反面、ニコチンが身体から抜けると苦しくなるようになります。ニコチンを補給するためにタバコを繰り返し吸わなければならなくなります。元の正常の脳にあったコリンは働かなくなってしまいます。脳の変化も進んでゆき、最後にはニコチンのためだけに生きる廃人の状態になります。
たばこの煙には大量の発がん物質や有害物質が含まれています。吸う人だけではなく、周りの人も同様に危険な状態になります。タバコの害は例のアスベストのように2、30年経ってから現れます。たばこは肺がん、口腔がん、喉頭がん、肺気腫、心筋梗塞、脳梗塞などの原因です。すべての死因の20%はタバコによるものです。数年前、たばこ規制を厳しくした国では、すでに循環器病の減少が報告されています。
また、煙草を吸うと老化が進むことが知られています。顔はタバコ顔といわれる風貌になってゆきます。独特の顔のしわ、色素沈着で薄黒い顔になります。歯周病の原因にもなり老年期まで健康な歯が保てません。タバコを吸うことって、本当にかっこ悪くて不健康なんです。たばこを吸う人は吸わない人より平均的に見て寿命が6年から8年短くなります。
脳細胞にニコチンのレセプター(受容体;くっつく場所)ができてしまっているので、たばこを吸う人は無意識ながら「死ななきゃやめれない」と錯覚しています。これはニコチンにだまされているだけです。禁煙外来でサポートを受けてニコチンパッチやチャンピックスで治療を受けると楽に禁煙できます。ただ、禁煙する気が全くない喫煙者が一部存在します。つまり約3割の喫煙者は禁煙が不可能で、そのような方のために現在まだ「たばこ」が販売されていると考えてください。
神戸の禁煙レストラン情報を発信しています。→こちらからどうぞ。
受動喫煙から身を守るために、禁煙のレストランを利用しましょう!
日本禁煙学会認定専門医 福井俊彦
2008.6.24 情報改訂