第12回 電網研究会

1999.11.27

場所 福井クリニック

演題 「電子カルテについて」

講師 福井俊彦

 WindowsNTサーバとファイルメーカーProサーバーを用いて構築した電子カルテ、レセコンシステムについて御紹介しました。スコープのビデオ画像、デジタルカメラの画像を活用したり、検査会社からのオンラインによる検査報告、エクセルによるグラフ作成など実際にデータをどのように活用するかについても説明しました。電子カルテの導入に関して厚生省が出した通達の概要といかに条件をクリアするか、そのノウハウを解説しました。

 本年より医療情報の電子保存が認められるようになった。しかし現実にはまだ市販のソフトやシステムはわずかであり、価格も非常に高額なので今後の商品の発売を待たねば、実際に診療所レベルの医療情報システムを構築するのは困難である。また厚生省は導入にあたって3つの条件を満たすことが必要である旨通達しており、市販品がこれを完全にクリアできているかはなはだ疑問である。当院では、独自に電子カルテソフトを開発することにより、当院の診療スタイルにあった低コストの電子カルテシステム構築に成功した。

 

1  厚生省の通達

 真正性、見読性、保存性について具体的にどのようにクリアしていくかを解説しました。

Keywords;LAN、マルチプラットフォーム、Windows NT server、クライアントサーバ方式、RAID level5、HotPlug対応ハードディスク、DATバックアップ、電子カルテ専用サーバ機、無停電電源、ノートンアンチウイルス、ファイルメーカーPro、ファイルメーカーProサーバー、パスワード、確定操作、タイムスタンプ、電子署名

2 FM Carte

  ファイルメーカーProを使用して作成した、マルチプラットフォーム、クライアントサーバ方式対応の電子カルテシステム。受け付け、診察、処置、処方、確定操作を実際にデモンストレーションしました。画像の作り方や取り込み方法についても説明しました。

 研究会終了後、忘年会をかねてふぐ料理で楽しく酒をくみかわしました。

参加メンバー
福井俊彦、仁木健雄、高谷雅巳、梁勝則、宮崎隆吉、木村純平、久次米健市の各先生方でした。段取りなどで森田さんにお世話になりました。

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